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パンドラの箱と化す?新型インフルエンザ
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「関東では渡航歴がないと遺伝子検査しないらしい」
という噂がネット上で広がっています。

ネット上での噂は、猥雑さを含みつつ本質を突くものと、単なる思い込みによる偏見が入り混じるため、その真偽は慎重に見極めなければなりません。
特に後者については、つい先日までは
「韓国がアジア初、よかったねぇ。アジアで一番で。中国はもっと隠してるんだろ。」
「さすが大阪。大阪民国ニダー。」
などと具体的な根拠もなく差別的に非難することにより、自分を安心させる低俗な方々も多いようなので、相手にしないほうがよいです。

しかし、冒頭の件についてはどうでしょうか。私は今度ばかりは前者の扱いが妥当と考えます。
読売新聞では、厚生労働省が22日になって「疑い例」の定義を改定し、
〈1〉渡航歴や患者急増地域への滞在歴〈2〉患者への濃厚接触〈3〉職場や学校にインフルエンザ症状がある人が3人以上いる
状況を総合判断し、必要ならば遺伝子検査を行うとしています。もちろん、38度の発熱と簡易検査でのA型陽性も前提条件です。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/news/20090522-OYT1T01007.htm
ということは、逆にいえば、これらの条件を満たさなければ、遺伝子検査をしなくてよいことになり、遺伝子検査をしなければ、感染は確認されないことになります。
要するに、渡航歴があるか関西帰りで怪しい場合にしか検査をしないということです。よって、感染確認されるのは必然的に、最近海外に行ったか関西帰りに限られることになります。出るとすれば、関西帰りで感染確認された人の濃厚接触者だけが可能性として残るだけです。

これはとんでもないことではないでしょうか。と言うか、関係者は当然もう気づいていますよね。偶然季節性インフルエンザと症状が似ていてごまかせるから、発覚して大騒ぎになるのが恐ろしいから放置しているだけで。

なるほど、分かった。関西は偶然気を利かした医師が、渡航歴もないのに遺伝子検査で見つけ、よりによって高校生だったので一気に広がって大騒ぎに。関西経済は感染者発生というよりむしろ風評被害で、結果的に大打撃を受けてしまいました。
関東では流行っても季節性インフルエンザで片づけて、関西で発生したことをよいことに今後見つかっても関西で感染したことにする。時間稼ぎをする間に政府が「季節性インフルエンザと同じ」と公式見解を出すことによって、もし今後仮に発生してもダメージを極小化できるわけですね。

ネットでは、関東でもGW前後に季節外れのインフルエンザの流行があったと言われており、また、渡航歴がないのに、またA型陰性であっても遺伝子検査で見つかる現状があるのに、関東ではヒト‐ヒト感染が確認されないのは、かえって不自然と見るべきではありませんか。それを前述のように選別して蓋をするということは、意図的な隠ぺいと取られてもおかしくありません。

そうか、関西経済を犠牲にして関東を守る策略ですか。ふーん、なるほど。正直者は馬鹿を見るってか。でも、しらばっくれるのも今のうちで、高校でのさらなる集団感染や、重症患者や死者が出た時点で、とんでもない事実が判明するリスクを背負うことになりますよ。
機転を利かせた検査で”自滅”状態に陥ったものの膿を出し切りつつある関西と、未だにパンドラの箱を開けずに”ごまかし”を続ける関東。どちらの施策が最後に正解と出るか、今後の動向に注目です。
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テーマ:新型インフルエンザ - ジャンル:心と身体

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