日頃考えていることを独自の視点でズバリ本音で斬る!ブログです。
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あの手があるじゃないか(注:フィクション)
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「いくら余裕かましてても、リコールされそうでヤバイでっせ、旦那。」
「大丈夫大丈夫。あの手があるじゃないか。」
「…とおっしゃいますと?」
「さて、来月は職員の給与を1割カットしようかのう。」
「お、それはようござんすね。でも一度に3割カットしてもよいのでは?」
「こういうのはな、一度に全部やると次のネタがなくなる。小出しにニチャニチャとやるのがコツじゃ。」
「もちろん専なんとかを使うんですよね。」
「当たり前よ、普通に議会してたら逆に俺の値打ちが下がらあ。」
「でも後で議会で事後にかければ否認されますぞ。」
「そこがミソじゃないか。議員の連中どもが反対する姿を見せれば見せるほど、俺の人気はウナギ上り。普通に議会にかけて万に一つも承認されたらオモロないわ。」
「なるほど、それは妙案だ。なかなか手が込んでますな。」
「危なくなったら給与カット、これで3カ月は持ちこたえられる。これほど愉快な仕事はない。だから辞められんわ。」
「旦那もなかなかやりますなあ。それもこれもおバカな庶民のおかげ。この程度で騙されよって苦労せんわ。」
「そうそう。お主にも感謝せねば。あんな法の解釈があったとはな。」
「あんなもん、どうにでも解釈できるわい。言ったもん勝ちじゃ。ワッハッハッハ。」
「そうだ、会見で使った地酒があっただろ。今日は飲め飲め、祝杯じゃ。ところで、例のマスコミの件はどうなった?」
「首尾よく、風向きが変わっているようでござんす。」
「1か月足らずでこんなに変わるものかと驚いたわ。ヤフーニュースのコメント欄も様変わりしとるな。」
「メディアってこんなもんよ。どっちが正しいとか関係ないんじゃ。どっちが庶民に受けるかで決まるんじゃ。」
「とにかく、お主のおかげじゃのう。」
「いやいや、この分だと、3か月とは言わず、3年、いや30年は楽しめますぞ。ハッハッハ。」
「まああれだな、露骨に私利私欲に走ればさっさと問題になるが、奴らをいじめている限りは当分続けられる。議長の怒り心頭な顔、シュレッダーをかけるときに泣いていた総務課の連中の顔、わしにはたまらん快楽じゃ。」
「旦那も悪よのう。でも、庶民には善(?)よのう。それはそれとして、旦那の真の狙いは?」
「まず、議会への報復じゃ。議員時代、街を良くしようとたくさん提案したのに全部否決されよった。その時の悔しさ、辛さ、それを奴らに思い知らしめるんじゃ。それともう一つ、ここだけの話だが、この街にはもう未来はない。国策によって見放された街じゃ、もうどうにもならん。それなのに、職員と議員の連中が甘い汁を吸い良い暮らしをするのは我慢ならん。この街がなくなるときには全員そろって不幸になり心中したい、それだけのことじゃ。血と涙を想像しただけで興奮するぞ。」
「あっしも何も望むものがない身。旦那に徹底的にお付き合いさせてもらいまっせ。」
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テーマ:地方自治 - ジャンル:政治・経済

阿久根「竹原帝国」9 発想の違い
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これまでのシリーズで、竹原氏の問題点とあるべき姿について述べてきた。

これに対し、正論では変わらない、綺麗事にすぎぬというご批判もいただいた。確かに問題の根っこは深いだろうし、打破するためにはきつい薬が必要なのかもしれない。

だが筆者が常々感じるもどかしさ、これはどこから来るのかを考えてみると、
・論理的な議論のもとで実行する。一つ一つの施策に動機づけがなされている。
・改革をするにもまずあるべき姿から議論する。
というのは、筆者が勤める会社(民間企業)では当たり前の姿として求められるし、それができるのは能力が高いと認められるからである。
それがなぜできないのか、やろうとしないのか、やると言う発想がないのか。
この問題は阿久根に限ったことではないが、どうもそこにレベルの低さを感じざるを得ないのである。

給与水準一つを採ってもそう。
竹原氏は、「市民のため」「官民格差の是正」を根拠に、定期昇給を止め、賞与も半額にした。しかしそこには、職員のあるべき給与水準や賃金体系の議論が全くなされていない。だから、多くの人は「背に腹は代えられないくらい切迫した赤字財政だから緊急手段を使ったのではないか」と錯覚してしまうのである。
しかし現実には阿久根は一応黒字経営。専決処分で慌てて人件費を削減する必要はない。あるべき姿を議論し、納得を得ながら進めても何ら不都合はないし、その方が反発は少なく、結果的に効率が良いのである。

実際、筆者の勤める会社では数年前に賃金体系を抜本的に見直した。その中で、あるべき賃金水準とはどのレベルか、労使間で相当な議論がなされた。生活設計に困らないレベル、同業他社と同レベルを確保することを前提としたうえで、能力に応じた賃金体系や賞与算定方法を構築した。プロセスがしっかりしているから、従業員の納得性が高く、一方で会社側が狙っていた人件費の原資を減らすことにも成功した。
筆者の会社が何も特別ではなくて、通常の企業が行う常識的な進め方に他ならない。
これができない、やろうとしない、やるという発想がないのは、首長としてのレベルが低いのではないかと感じてしまうのである。

もう一つ認識の大きな乖離がある。
一般的な労働組合の役割は従業員(職員)の暮らしを守ること、労働環境を改善することを通して、働きがいのある風土を作ること。人件費の削減は最終手段であり、削減なしでは会社が存続できないときにのみ応じる。おそらく市職労や自治労も同じではなかろうか。まずは不要不急の出費を減らし、それでも厳しければ交渉のテーブルにつくことになる。その考え方が絶対正しいとは限らないが、組合としてのスタンスは十分認識しておく必要があろう。

しかし竹原氏は賞与カットについて十分な説明をしなかった。なぜ2割カットではないのか、なぜ全額カットではなく半額カットだったのか。職員の生活設計を左右するだけに、「思いつき」「生かさず殺さずならこんなもん」「市民の受け狙い」だとしたら済まされない。そればかりか、余った財源を減税に回したのはまだしも、不要不急なアート事業やら文化財調査に1000万円以上を回し、果ては自らの裁判費用に100数十万円も充ててしまっているのである。これでは職員の人件費が竹原氏の私物同然と化してしまっている。少なくとも、阿久根の財政危機とか緊急事態とかを叫ぶには程遠い。

それでもなお、市民に還元することを実現したいなら、これまでの常識とは異なるわけだから、より一層の説明責任と粘り強い交渉、職員の動機づけが重要になる。交渉スキルがある人であれば、「自分たち職員の給与の一部がこんなに市民のために役立ってる」と前向きに捉えられるくらいまで、動機づけができる可能性だってある。

なんとなく賞与半額にされたのと、きちんとした半額の理由説明があるのとでは、受け止め方が全然異なる。
議会は全部反対すると竹原氏は言うが、議会で説明もせずに決めつけてしまうわけだから、それは自らにそうした論理的説明能力がないと言っているのに等しい。

施策のためにしっかりした議論をすることを経験していない人は、市民の利益になればどんなプロセスでも良いと思うかもしれない。しかし、リコール団体の川原氏は、そこに潜むリーダーとしての資質のなさをしっかり見抜き、インタビューでも語っている。

何も賞与半額や議員日当制の導入に反対だからリコールするわけでもなんでもない。竹原氏がマスコミを理由に議会への出席を拒み、説明責任を怠る姿勢に、首長のリーダーシップとしての資質のなさを最も問題視し、5月末にリコールする方針を固めた。賞与半額や、議員日当制の話が出たのはその後6月のことであり、むしろ市民受けを狙ってリコール封じのために強引に実績を作った、と見るべきであろう。
だが、常識のある人からすればリコール理由がどんどん増えているだけ。市民のレベルが低いと思っているからこそ、そんな手段(違法行為を使ってでも)で市民の支持が得られると考えているのではないか。

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緊急声明:橋下大阪府知事の阿久根市長に対する発言について
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本日付、読売新聞に、橋下大阪府知事のコメントとして「阿久根市長を大いに尊敬している」「竹原市長が大阪市長になったらすごい」等と称賛する発言をしたとの報道がありました。

弊ブログの筆者は、大阪府Webサイトより、下記意見を申し入れましたことをお知らせします。
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橋下知事の「阿久根市長を大いに尊敬している」「大阪市長になればすごい」と発言されたという報道は本当でしょうか。もしそうであれば、非常に残念、どころか許されない発言になりえると考えます。
阿久根市長の竹原氏は、議会を開かないことをはじめとする地方自治法違反、裁判所判決無視など、法治国家として許されない違法行為を意図的に行っており、鹿児島県知事から2度の是正勧告がなされています。
いわば「犯罪者」同然の人物であり、竹原氏の施策以前に資質が問題視されることは言うまでもありません。法律が間違っているなら、違反ではなく改正する動きをするべきであることも、弁護士でもある橋下知事であれば理解されるところでしょう。
橋本知事におかれては、米軍基地の移設問題で知事として唯一当事者意識を持った言動があり、素晴らしい方と思っていましただけに、今回の、違法行為奨励にインパクトを与える事に繋がりかねない発言は誠に遺憾です。同じ改革者として「犯罪者とは次元が違う」「同列に扱ってもらいたくない」と修正いただけませんでしょうか。
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橋下知事は大阪都構想などを巡って大阪市長と激しく対立しており、その中で市役所批判の一環で述べたものと思われます。それ自体は知事の裁量で存分に進めていただいて良いのですが、違法行為を「尊敬」と褒めたたえることは、阿久根の問題のみならず第2・第3の竹原氏を生み出して秩序がなし崩し的に乱れていく原因になりかねないと考えます。「大阪府や市では専決処分のようなことはしない」とは言っていますが、阿久根の事態は是認していると受け取れ、大問題です。
これで、知事と竹原氏が握手する写真がブログや新聞に載ろうものなら、目も当てられません。

また、もう一つ皆さんによく考えていただきたいのは、自分が当事者だったらどう思うかです。
・裁判所判決無視をよしとする方
 ご自分が裁判の当事者となり、勝訴したにもかかわらず相手が控訴もせず判決を無視したらどう思いますか。
 何のための裁判だったか分かりませんよね。
・竹原氏の公務員改革をよしとする方
 ご自分が阿久根市役所職員となり、
 (どれだけ能力が高くても)年収200万円以下で、市長命令は違法行為でも従うこと、
 市長方針に異議を唱えたり、反市長派市議に情報を漏らしたら懲戒免職(退職金なし)
 だったとしても、「素晴らしい、働きたい」と思いますか。
あるべき姿をきっちり持っておかないと、おかしい方向に行くことを今回の件で非常に危惧しております。

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阿久根「竹原帝国」8
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今回もQ&A方式で、竹原氏の言動の何がおかしいのか、どうあるべきかを考察していきます。

Q15.竹原氏が市長選挙で2度当選したのはなぜですか。
A.
竹原氏が市議会議員時代に議員の政務調査費不正利用を告発したことがあります。また、公務員給与の状況と市民所得の格差を目の当たりにして、これを変えねばと訴えて当選しました。だから「変人でも竹原氏しかいない」という具合に、資質を疑われつつも当選できてしまった。
が、自らの違法行為がエスカレートするあまり、それらの主張が仮に正当であっても認められないことを認識すべきです。信者支持者の方々も含めて。

Q16.今後リコール成立しても出直し市長選で再選されるのでは?
A.
リコールを巡る攻防は激しくなっており、揺れ動いている住民もいることでしょう。
それだけに、「法律を守って改革できる」候補者を早期に擁立する必要があります。でないと(犯罪者応援集団の)固定信者が多くいる地域性を考えると、リコールが成立しても「やっぱり竹原氏しかいない」と揺れ動いて出直し市長選で再選されてしまう恐れがあります。
ただし、「竹原氏しかいない」イコール、阿久根には市長適任者は犯罪者しかいないくらい、低レベルであることを全国に知らしめていることになり、非常に恥ずべきことと筆者は考えますが。

Q17.公務員にも危機感が必要で、その意味で竹原氏の手法は有効なのでは?
A.
世間が公務員を見る目が厳しくなる中で、緊張感を持って仕事をしてもらうことは大事でしょう。
ですが法律違反に加担するような仕事を市長命令で強制され、おまけになし崩し的に定期昇給凍結やボーナスカットをされている職員のモチベーションが上がるんでしょうか。
課長会朝礼で「市民と苦労を分かち合います」と3度唱和させられているのを市長ブログで公開されていましたが、そもそもこの言葉はおかしくないですか。「市民の幸せのために尽くします」なら話は分かりますが。まあ、その是非は市民が判断するでよいでしょう。
しかし法治国家を脅かすような違法行為を行っている以上、その内容の是非以前に問題視されることを竹原氏も信者市民も認識すべきです。

Q18.法律違反と言われますが、そもそも法律が理不尽なだけでは?
A.
法律が自身の施策の障害になり得るのであれば、法律改正に向けて動けばよいのです。法律がおかしいからと言って改正への動きをせずに法律違反するのは、能力のない者がする道楽事です。
どうしても法律を守りたくなければ、県にも国にも属さず、阿久根帝国として独立すべきです。
それこそが、竹原氏自らが言うところの「道理を通す」ではないでしょうか。

Q19.議会は不信任案をなぜ出さないのですか。
A.
昨年の市議選でせっかく反市長派が多数派を占めて失職に追い込めたのに、出直し市長選で竹原氏が再選してしまったことがトラウマになっていると考えられます。なんだかんだ言っても竹原氏は選挙に強いイメージがあるのでしょう。
しかし、不信任案を再度出すことに躊躇することは筆者も疑問です。議会が招集されたら、市長の問題行動を整理して指弾したうえで、さっさと不信任案を可決すべきと考えます。このままでは、市長も問題だが市議会も問題がある、議員の職にしがみついていると言う目で見られ、結局は損です。議会も襟を正し、毅然とした対応をするべきです。
ただし、6月以降は竹原氏が議会を招集しなかったため、不信任案を出しようがなかったことも付記しておきます。

Q20.竹原氏はいつも市長室にこもっているのですか。
A.
議会出席を拒否していた頃はその印象が強いですが、その後は出張で不在にすることも多く、市民団体から問題視されています。
特に、GW中の千葉県視察、5月末から6月上旬にかけての東京出張は、公費を使っています。日程や使途の詳細公開を市側が拒否しており、「本当に市民のためになる出張なのか?」と疑問を持たれています。千葉県視察は無駄に日程が長く、私的な旅行も入っているのではないか、そして東京出張は折しも口蹄疫で危機管理が必要なさなかであり、ましてや講演と称した犯罪者支援集会とも受け取られる内容です。使途を明らかにできない以上、公費を使う必要があったのかと思われても仕方ないでしょう。

Q21.竹原氏の違法行為があっても逮捕できないのはなぜですか。
A.
竹原氏が首長と言う立場と、法の不備を突いて、罰則が明確に規定されていない法律違反を繰り返しているためです。
地方自治法を読むと、地方自治は議会が軸になって物事を決めることを前提としています。よって議員に対する制約条件は多く設けられています。また、国から都道府県に対しては、違法状態に対して是正指示、国が都道府県に代わって施策を行う代執行(口蹄疫で問題になった)が可能ですが、都道府県から市町村に対してはあいまいな記述しかなく、鹿児島県知事としても強制力のない是正勧告が精一杯なのです。さらに言えば、地方自治法では首長が議会を無視することなど想定もしていなかったため、その場合どうするかを規定しておらず法的に対処しにくいのです。
仮に竹原氏が議員ならば、地方自治法に基づく懲罰動議にかけられるところですし、知事なら国からの代執行で終わってしまうでしょう。市長に対しては法的に罰則や対応規定がなく野放しなのが実態です。
首長と言う立場を利用しないと権力を行使できませんし、市長であれば法の不備により少々羽目を外してもお縄にならない。だから、竹原氏としては何としても市長の座を維持したいのが本音ではないでしょうか。

Q22.竹原氏の違法行為を阻止する法改正の動きは?
A.
阿久根市議会議長が働きかけて、「市長が議会招集を拒否した場合に議長が招集できる」ように法改正する動きが広がっており、総務省内でも秋の臨時国会での地方自治法改正が検討されています。
ただしこれは最低限の改正であり、本来は首長が違法行為をして是正勧告にも従わない場合、知事権限で罷免できる、あるいは懲役刑を定義するなど、竹原氏の暴走をしっかりと阻止できるように整備することも必要と考えます。また、リコールが成立しないなら、住民に対するペナルティとして、地方交付税交付金を減額・不支給もありえるようにもすべきです。

Q23.仙波敏郎氏が副市長に就任しましたが、その意味は?
A.
純粋に意気投合したから仲間として迎えたのか、リコール運動をけん制するためなのかは現時点では評価できません。
マスコミ取材に対しては、次のように答えています。
竹原氏:その時々の思いつき。
仙波氏:竹原氏の考え方を支持したうえで、今の事態を打開するため。
自らの違法行為を正当化したい立場から、普段よりブログで警察批判をしており、仙波氏が警察組織に疑問を投げかける姿勢に深く感心し、尊敬するようになったのではないかと筆者は見ています。
竹原氏は違法行為に突っ走る一方、仙波氏は竹原氏の意向を酌みつつ合法的な手段に修正しようとしつつあり、この部分は良い方向と考えてよいでしょう。
しかし、仙波氏の就任で竹原氏のこれまでの犯罪行為が帳消しになったり、中学生にも劣る資質のなさがごまかせるわけではありません。竹原氏の問題行動をきっちりと整理・確認し、リコールは最速で気持ちがぶれることなく粛々と進めるべきです。

Q24.もし竹原氏が法を守れば、住民にとっては良いことずくめでは?
A.
法律を守っている限り、施策の是非は住民が判断することになります。
ここからはあくまで筆者の意見ですが、仮に公務員の給与を市民所得に合わせ、議会は市長派で固めたとして、どこまで市民生活が良くなるのでしょうか。
・住んで良かった、住んでみたいと思える街づくり。
・市の観光誘致や産業活性化等により、市民が幸せや豊かさを実感できること。
・多少給与水準は下がっても、市民のために寄与していると実感し、働きがいを感じる市役所。
・議会との相互チェックにより、良案をさらに良いものにし、互いに襟を正して市政を運営する仕組みづくり。
を目指すべきではありませんか。確かに簡単ではありませんが、そのための施策を打ち出し、議員や職員の納得を得て進めていくことこそが真のリーダーシップであり、市長に求められる役割と考えます。
竹原氏はこれらのビジョンを一切語ろうとせず、公務員の高給批判に終始しているところが法律違反のさらに奥底にある致命的欠陥と考えます。
さらに市民の中には、疲弊したシャッター街に描かれた多数のアートを素晴らしいと感心し、市長の法律違反をも是認する非常識な人も多少なりとも存在することは事実で、そうした人は欠陥にさえ気づかず公務員叩きに溜飲を下げることでしょう。残念ながら市民のレベルもかなり低いと言わざるをえません。

Q25.鹿児島県知事の是正勧告は強制力がなく無意味では?
A.
確かに是正勧告に従わなくても罰則はなく、強制力もありません。
しかし、是正勧告は違法状態であることの認定としての意味はあります。是正勧告を根拠に、リコール運動を進める後押しになりますし、違法性の高い専決処分で決まった補正予算の執行を辞退・拒否する動きにもつながります。

Q26.竹原氏が自身の施策を実現するには、やっぱり専決処分しか手段はないのでは?
A.
日本国に属する限り、現行法で可能な手段を使って実現する努力をするべきです。
議会が施策実行に邪魔であれば、議会のリコール運動をすればよいのです。圧倒的(とやらの)支持を集めていると思うのなら、議会リコールは簡単なことですよね。正当な手続きを行う努力もしないのは、資質がない証拠です。
また、議会が駄目だから独裁暴走過激派やむなし、ではなく、議会が駄目なら正しいように変えて見せることが物の順序であり、あるべきリーダーシップです。

Q27.竹原氏が目指す社会とは?
A.
社会全体で苦労の底辺を共有すること、それを通して苦労を苦労と思わなくなり、人同士が慈しみ合うことです。自然に身を任せ、競争することをやめ、お金を追求しなければ、人は幸せになれる等と、1~3月の竹原氏のブログに書いてあります。
それ自体はあり得る考え方で1000年前なら通用したかもしれません。
しかし、マイナスで統一する社会主義的考え方は世界中が一体化している現代においては現実的ではありません。また、市民の暮らしを豊かにする、成長・発展していくためのビジョンは一切語ろうとしていませんし、何より(たとえ頑張っても)お金が儲かる発想を一番嫌っています。障害者差別と取れるブログ発言も、自然に身を任せる「竹原思想」から書かれたと思われます。
最も問題なのは、支持者がそうした根底にある考え方をも含めて腹に落としているかどうかが疑問です。竹原氏がこれらを語るとき、非常に難解で抽象的な言葉を並べるため、「高尚でありがたいお言葉」とだけ感じてその意味するところを十分理解していない可能性が高いと考えます。感化されるがゆえに目先の公務員叩きを絶賛し法律違反をも飲み込んでしまう、その意味で支持者ではなく信者と筆者は表現します。

Q28.竹原氏が市長になった原因は市職員にもあるはずで、その反省の弁や市民との交流の動きが聞こえませんが。
A.
市職員側からの声を聞きたいところで、住民との交流も積極的に進めていくべきですが、今は無理と考えます。
マスコミに勝手に取材に応じたら市長命令に逆らったとして処分されます。住民との交流も反市長派と接触して議員に情報が漏れたら、これも処分対象と竹原氏はブログで明言しています。
竹原氏の強権的な手法は、もはやこの段階まで来ており、何か自主的に行動を起こそうにも、市長の意のままにしか動けない状態ができあがってしまっているのです。それが仮に違法行為であっても…。
こんな状態が果たして良い結果を生むのか、ひいては住民のためになるのか、改めて申すまでもないでしょう。

Q29.議員日当制は専決処分は問題でも方針としては正しいのでは?
A.
考え方としてあり得ますが、弊害も同時に考慮しておく必要があります。
阿久根の場合は、従来ベースで議員は年間40日+α程度の公務しかありませんが、日当1万円では年収40万円。これで生活は不可能です。一般市民が農業や漁業との兼業で議員を務めるのであれば問題ないでしょうが、力を持った企業関係者が議員の大半を占める可能性もあります。市政は市民の声ではなく特定の企業の意思で決まってしまうかもしれないのです。日当制は一見聞こえは良いかもしれませんが、同時に大きな弊害をもたらすリスクを背負うことを考えましょう。
筆者は、給与水準は生活ができる程度を維持した上で、稼働日数を増やして市政へのより大きな貢献をしてもらうことがあるべき姿と考えます。

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