日頃考えていることを独自の視点でズバリ本音で斬る!ブログです。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
深刻さ増す必修逃れ隠し
061103.jpg

必修科目履修漏れの救済策がまとまった。
・70コマ分(2単位)までは校長の裁量で50コマまで削減して補習。
・70コマを超える(3単位以上)場合は70コマの補習を上限とし、残りはレポート提出で補う。
と言う内容である。

賛否両論あるのは分かる。正規の授業を履修した人にとっては不公平感が残ることは否めないだろう。
しかし、現実問題、最大350時間とも言われる補習をするとなると、負担が大きすぎて卒業できない生徒も出て、大混乱に陥り、大規模な訴訟にもなりかねない。ましてや、卒業生にまで影響が及ぶとなると、世の中がひっくり返る。
その意味で、現実的な範囲で可能な時間確保を考えると、50コマや70コマ案が妥当な判断ではないかと私は思う。
もちろん、これは現3年生限定の話であって、中長期的な議論はこれから深めなければならないのは当然だ。

それより問題なのは、必修逃れの発覚が未だに止まらないことである。
文科省が調査結果をまとめた後も、ボロボロと履修漏れが発覚している。しかも、”必修逃れ隠し”のオマケがついてしまっている。
「必修逃れ」だけでも罪は重い。とは言え、全国に540校以上を数える。しかし、それを隠したとなると、罪をさらに重ねたことになってより一層叩かれることは免れない。

私の母校の姉妹校である智辯和歌山は、県からの調査に対し、3回以上に渡って「問題ない」と虚偽申告していたと言う。「1回目に”ない”と回答した手前、”ある”と言い出せなかった」と釈明する藤田清司校長。テレビ和歌山の学校紹介番組で「”質の高い教養人”になってほしい」と語っていた藤田校長だが、これでは示しがつかないし、説得力がなくなる。
だいたいからして、ホームページに公開していた教育課程表をこっそり削除した時点で、私は限りなく怪しいと思っていた。

智辯和歌山に限らず、未だに隠し通そうとしている高校は多いのは確実だろう。今すぐにでも公表していただきたい。
幸か不幸か、文科省による”寛大”な救済策が発表されている。”膿み”を出すなら今しかない。隠し通しても、ヤバイことを一番把握しているのは、中にいる生徒だ。その不安の心境は察するに余りある。
校長や学校経営者は、発覚が後になればなるほど、傷口が広がり、大きな汚点として残ることを心すべきである。

国立大学の推薦入試が始まろうとしているが、「後日になって虚偽が発覚した場合は、入学後であっても入学を取り消す」と厳しい方針を打ち出す大学もある。こんなくだらないことで、生徒の人生を台無しにしないためにも、今すぐ正直に発表すべきなのである。

弊サイトでは今後も厳しい目でチェックさせていただく。

テーマ:必修科目履修漏れ - ジャンル:学校・教育

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。