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履修漏れへの2つの意見
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皆さんは履修漏れ問題に対する意見としてどちらが正しいと思いますか?

1.必修科目はきちんと履修すべきと思います。なぜなら、履修漏れの生徒達は、大学受験に必要な科目に時間を割いており、きちんと履修した生徒との間で明らかな不公平が生じるからです。
その意味で政府がまとめた救済策はいただけませんねぇ。履修漏れと言う間違ったことをしたわけだから、それを正すのが大人の役目でしょうが。350時間の不足があるのなら、350時間分きっちり耳を揃えて補習を受けさせて欲しいものです。
履修済みの生徒が損をする、つまり「正直者がバカを見る」ことだけは避けていただきたいものです。

2.履修漏れ高校に通う高3です。大学受験を目の前にしてこの問題が発覚し、精神的に混乱しています。
必修逃れになっていることもこの問題で大騒ぎになるまで一切知りませんでした。私たちは今まで怠けていたわけではありませんし、必修逃れをしてくれと学校に頼んだわけでもありません。学校の時間割どおり、真面目に授業を受けてきたのです。
なのに、なぜ今頃さらに補習で苦しまなければならないのですか。だいたいからして卒業生にはお咎めなしなのに、私たちにだけこのような罰則同然の補習なんて納得できません。
悪いのは校長や必修逃れを認めた大人であり、私たちには責任がないはずです。履修済みの生徒が不公平に感じるのは分かりますが、だからと言って補習はおかしいと思います。
問題発覚から1ヶ月余りが経過した必修科目履修漏れ。情報を集約しているWikiもあります。
http://www20.atwiki.jp/hisshuu/pages/1.html

さて、先ほどの2つの意見は、ブログや新聞の投書欄などで書かれている内容を大きく2つに分類したもので、基本的には私のオリジナル作文です。

はっきり言います、私はどちらの意見も正しいと思います。しかし、それに対する解としてはどちらも間違っています。いや、この問題に対する解などそもそも存在しないのであります。これは、私のブログでも述べてきた、矛盾が避けられない状態なのです。
この問題は、補習させるか否かが解決策にはならないのです。

私はどちらかと言えば2.の意見に近いので、その立場で1.の意見に反論させてください。
まず、350時間の補習を本当に実施したら、どんなことになるか想像してください。6時間授業が58日分ですよ。卒業できない生徒が出るか、仮に卒業できたとしても大学受験は諦めなければならないでしょう。こんなことになったら、それこそ”不公平”ではないですか。
ましてや、耳を揃えて350時間補習させるのなら、当然卒業生にまで遡るべきです。救済策には否定的な意見が多い割りに、卒業生の資格剥奪の意見が極めて少ないのは違和感があります。
それと、そもそも「正直者はバカを見る」の文言がそこらかしこで聞かれますけど、いかがなものでしょうか。履修済みの生徒=正直者、未履修の生徒=嘘つきとでも言うのでしょうか。違いますよね。
受験対策を親や生徒が要望していたとしても、時間割や授業内容を決めるのはあくまで学校です。生徒に権限はありません。
履修済みの生徒は、偶然その学校に在籍していたのであって、運が悪ければ履修漏れの学校に在籍していたとしても何らおかしくなかったと認識すべきです。

「正直者がバカを見る」のは、私に言わせれば、現状から考えますと、履修漏れを正直に申告し、補習と言う”処分”を受けている生徒であり、最も罪が重いのは、未だに履修漏れを隠し、”嘘”をつき通している学校責任者ではないでしょうか。
今、この点について世間の関心が徐々に薄れつつあることに警鐘を鳴らしたいです。もっと追及の目を向けるべきです。12月入っても神奈川県の私立高校7校で必修逃れが発覚しています。このままずるずるいくと、本当に最悪シナリオになってしまいますよ。

そして、ここで一番申し上げたいことは、履修漏れの議論をするときに、矛盾が避けられない問題であることを認識し、お互いを尊重しあう気持ちを持った上でコメントすることが大事だと言うことです。
私が首をかしげたのは、1.の立場の者と、2.の立場の者が対立し、ブログのコメント内で非難の応酬を繰り広げる事例があったことです。浅い議論に終始し、短絡的にどちらが悪いなどと無意味な攻撃をするのはやめていただきたいですね。

2.の意見については概ね理解できますが、1.の立場の人にも配慮しなければなりません。全く補習なしと言うのは厳しいのではないでしょうか。
私は、文科省の救済策である、上限70時間の補習と言うのは、現実的に可能な範囲では最大限の措置と評価しています。矛盾は残りますが、どちらの立場にも歩み寄った、妥当な対策でしょう。もっとも、これが夏休み前の発覚なら、もっと事情は違っていたでしょう。

テーマ:必修科目履修漏れ - ジャンル:学校・教育

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