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Part7 ミノルタのデザインセンス
高性能コンパクトデジタルカメラと言えば、ミノルタからはDiMAGE F100, F300があります。2003年3月、DiMAGE F100の後継となる400万画素機DiMAGE F200が発売されました。エリアAFの強化、動画の撮影時間が無制限になるなどマイナーチェンジの機能UP。

しかし、個人的にはグリップのアクセント(上の写真では茶色の部分)はセンスないんじゃないかなあ。デザインだけ見ればまだF300の方が良かったような気が…。それと2002年にDiMAGE F100を店頭で見たときには「適度にコンパクトだなあ」と思ったのですが、競合各社が着実にコンパクト化に注力した結果、翌年2003年にF200を見ると、不思議なことに「なんだか分厚くて野暮ったいかも」と思ってしまいました。

一方コニカはDigital Revioシリーズを展開し、2003年6月、コニカとしては最後のカメラとなるKD-510Zをリリース。カメラとして熟成され、解像感のある画質は好評を得ました。

高性能コンパクトは、ミノルタのFシリーズ、コニカのRevioシリーズの対象ユーザが重なるわけで、両社が経営統合したときにどちらが残るのか、あるいは”良いとこ取り”をするのではないかと思われました。結局RevioシリーズがDiMAGE Gシリーズとなって続くこととなりました。

コニカとミノルタが統合する際、「カメラはミノルタ、フィルムはコニカ、それ以外はコニカミノルタ」ブランドで販売することになりました。そして、デジカメ事業については2003年8月28日付の基本経営戦略資料で次のように説明されています。
「4つのカテゴリとなる薄型コンパクト、小型高画素、低価格高倍率ズーム、レンズ一体型高機能でNo.1ポジション(30%)を獲得する(全体シェア15%)。」

ちなみにこの発表内容は今からわずか2年半前の話ですよ。当時はシナジー効果も狙って全体シェア15%取ろうなんて、今から考えたら「なんじゃそれ!?」って感じで何ともコメントのしようがないですが。で、この時点ではデジタル一眼レフについての参入については計画の中に入っていませんでした(少なくとも公式発表はしなかった)。
それはさておき、薄型コンパクトに相当するのはXシリーズ、レンズ一体型高機能はAシリーズ、前回のお話から小型高画素はコニカ系を受け継いだGシリーズ。じゃあ、低価格高倍率ズームとは…。というわけで、同社にとって新規参入となるカテゴリなのであります。これが300万画素光学10倍ズーム機DiMAGE Z1です。

コンパクトなボディに10倍ズームレンズを搭載し、撮影機能も本格的に備わっている、そして何と言ってもAFが速い。動画機能も充実し、VGA30フレーム/秒でしかも撮影中でもAFが可能なのが魅力でした。商品企画から生み出したヒット作であり、従来このカテゴリはオリンパスが独占していましたが、ほぼ同時期に参入した松下電器とともにシェア獲得に成功しました。

しかし、当時デザイン面での評価があまり芳しくありませんでした。同社も「ヨーロッパ市場を意識した近未来的なデザイン」とコメントしており、日本人には少々奇抜に映ったかもしれません。写真家の田中希美男氏のサイトではケチョンケチョンに書かれていたことを記憶します。「これが大阪、関西のセンスと思われてはそれは違う」「これはコニカミノルタとなる前のミノルタの、それも堺市のミノルタ技術センター内のデザイン部門だけの特異なセンス」と書いてあるところを読んで思わず大爆笑しました。さらに「ミノルタはどうしてこうもデコラティブ過剰な、超アバンギャルドなスタイリングに仕上げるのか、いつも不思議でなりません」「加えて惜しいのはボディ外観の、人をおちょくったようなスタイリングなんだよなあ」の皮肉も最高傑作でした…。
ただ私自身は、Zシリーズが続くにつれて、目が慣れたのもあるかもしれませんが、店頭で実際に手に取ってみると、「意外とコンパクトじゃないか、使いやすそうだし」と印象が少し変わってきましたけどね。

テーマ:デジカメ - ジャンル:写真

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