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Part9 なぜか退化した後継機種
コニカミノルタのデジカメが決定的におかしくなったのはこの時期ではないかなあ。2004年2月新製品が4機種同時発表されましたが、前回書いていない残る2機種はDiMAGE XgとDiMAGE X21です。DiMAGE Xgは前年4月発売のXtの後継機、DiMAGE X21はX20の後継機です。

普通、後継機と言えば、画素数アップや機能追加、性能向上など、仮にマイナーチェンジの色合いが濃くても前作より魅力のある製品に仕上げてくるはずであります。ですから商売上、新規ユーザのみならず、前作までのユーザの買い替え層も取り込むことを考えるはずです。

しかし、DiMAGE XgはXtと比べハード面での退化が2点もあります。充電クレードルの廃止とTV出力機能の省略です。「家に帰ってバッテリーを抜いて充電すれば済む話じゃないか」「TV出力にこだわるユーザはごく少数だろう」という考えがあったかと思います。確かにそうかもしれません。が、競合機種が逆にクレードル対応を売り文句にしている中で流れに逆行してしまったのは非常に痛いです。これでは、まるでどちらが後継機種か分からないです。
DiMAGE X21の方は、DiMAGE X20で可能だった音声付き動画撮影を事もあろうに音声なしにしてしまいました。3~4年前ならまだ仕方ないでしょうが、音声のない動画ほど味気ないものはあるでしょうか…。

これは、DiMAGE X20で成功したコストダウンモデルをさらに推し進めることで、Xシリーズの浸透を図る狙いがあったものと思われます。が、CCDセンサなどのキーデバイスを持っていない同社がこのような作戦をしても、コスト競争で勝てるわけがありません。私はむしろ、少し値段は高いけども他社には絶対負けない付加価値があるという路線を守って欲しかったです。
ここでわざわざ商品価値を低下させて遠回りしたことが、決定的な敗着の一手になったと私は見ております。

2004年7月にはDiMAGE X21の画素数を300万画素に上げただけのDiMAGE X31が発売されました。しかし、その間にソニーは薄型でデザイン性に優れたTシリーズを次々と発売、キヤノンは20mmの薄さを実現したIXY DIGITALシリーズを投入、そして2004年8月には松下から薄型+手ぶれ補正のFX7が発売されたことで、既に薄さは全くアドバンテージではなくなり、市場での存在感を”自ら”薄めてしまう結果となったのです。

ただし、ここで勘違いしていただくないのは、DiMAGE XgやX21そのものの内容が悪いと言っているわけではありません。私は実際にDiMAGE Xgを所有していますが、Xtに比べてバッテリー(両機種で共通)の持ちが格段に向上していることを実感します。Xgで導入したフルオートシーンセレクタモードは嫁さんが使っていて便利だと話しています。
私が指摘しておきたいのは、あくまで商品戦略上の致命的な失敗だったと言うことです。

テーマ:デジカメ - ジャンル:写真

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