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考えを一歩深めよう
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「郵便局の窓口対応が悪かったから郵政民営化賛成」
「少子化対策のためにできちゃった婚奨励」
「プリンタの交換インクの値段が高すぎ」
「コースターの車軸が折れても安全確保すべき」

これらは全て、ここ数年の朝日新聞の投書欄に掲載された「声」である。
程度の差こそあれ、いずれもあまり深い考えなしに自分の考えを”主張”しているだけのように思えるが、いかがだろうか。
まず、郵便局の話。「手続きをするのに性別の分かる身分証明書が必要と言われ、あれやこれや出しても性別が書かれていないために手続きできないと言われた。いっそのこと衣服を脱いで確認しろと言いたくなった。こんな煩雑な手続きはまっぴらなので、郵政民営化賛成である」といった内容。
おそらくこの人が言いたいことは、「郵便局がお役所的だからこのようなことになる。民間企業だったらありえない話だ。」と言うことだろう。しかし、もう一方の側面も考えるべきである。民営化されれば、一企業として利益を上げなければ成り立たなくなる。不採算のサービスはやめるだろうし、郵便局の数だって減るだろう。よって仮に手続きがしやすくなっても、別の弊害も十分考えられるのである。それを踏まえての意見なのだろうか。
あまりに短絡的な思考に終始していないだろうか。どちらが良い悪いの話ではなく、それだけ複数の側面から考えたのか問いたい。

次の少子化対策にできちゃった婚OKの話。これは女子高生の投書で、一見成り立つ話にも思えるが、どうだろうか。これは後日反論の投書があったように、「無計画に子供をもうけてしまったために経済的に成り立たず、2人目以降なんてとんでもない」ということもあり得ることも含めて考えるべきで、少なくとも直接の因果関係はない。
一見あり得そうな話に飛びつくのではなく、本当なのか立ち止まってクリティカルに考えるようにしたい。

プリンタのインクの値段が高すぎると言う話。確かに同感ではあるが、消費者の立場で単に値段を下げろというだけでは、子供のおねだりと大してレベルは変わらない。プリンタメーカーがどのような収益構造をとっているのかも含めて考察すべきである。プリンタ市場ではプリンタ本体の値段を著しく下げており、本体ではほとんど儲からないどころか赤字だろう。交換インクによりかろうじて利益を得ているのが現状だ。よって、交換インクの値段を下げるためには、プリンタ本体の値段を上げなければならない。それでもなお、プリンタ本体の価格が2割上がっても良いからその分インクの値段を下げるべきということなら、良いかどうかは別にして筋は通る。プリンタメーカーの立場にも立って、複数の側面から物事を考えた上で意見を述べるようにしたい。

コースターの安全対策は確かに重要である。しかし、車軸が折れても安全が確保されるべきと言うのは現実的とは到底思えない。まあ例えばコースターの側面の柵がなければ死者は出なかったかもしれない。あるいは柵がスポンジでできていれば…。
この議論は尼崎の脱線事故でも同じ話があって、脱線しても電車が壊れない、怪我をしにくい構造にすべきという議論があった。ならば、極論を言えば、電車の周りをダイヤモンドで固め、車内は全部スポンジで作ればよいということになってしまう。
現実問題として、車軸が折れても安全を確保するよりも、車軸が折れないように対策するほうが圧倒的に有意義である。脱線してもつぶれない電車を作るより、脱線しないように対策することがまず重要だ。
「地震で家がつぶれても助かるような対策」よりも「地震があっても家がつぶれないようにする」方が明らかに先決と考える。

まあ、プリンタのインクが高いと言う話は世間話なら良いだろうが、公の場で意見するには考えが浅はかである。他も同様である。
私が上記を踏まえて懸念するのは、こうした人たちの意見、すなわち世論によって世の中が大方動いていることである。何が正しいか間違っているか深く考えず、分かりやすいほうにとらわれて流されてしまっている。それがマスコミの悪しき習慣であり、選挙で見受けられるレベルの低い事象である。

ところで、話は少しそれていくが、非常に”微妙”な位置づけなのが、私もここで書いている、ブログである。個人が書いている”つぶやき”ではあるが、一方でそれはワールドワイドに公開されている。
有名人が軽い気持ちで書いたことが、読者にはオフィシャルなコメントと受け取られ、”炎上”することがあるので怖いところだ。
私は、ブログが個人の独り言か、オフィシャルコメントかは書く人が決めることで、管理者に権限があると考えている。読者はコメントを削除されようと、炎上した記事を削除されようと、とやかくは言えないと考える。これは、ホームページの延長の考え方ではあるが、世の中にはそうは思っていない人も多い。それがブログでのトラブルの原因だろう。

テーマ:朝日新聞 - ジャンル:ニュース

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