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全体をしっかり想像すれば分かるはず
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動画サイトYouTubeで、高校野球の1シーンを見た。1992年当時に松井秀喜選手が活躍していた星陵高校と明徳義塾高校との対戦である。球史に残るこの試合、ご存知の方も多いと思われるが、明徳義塾の監督の指示で、松井選手を5打席連続敬遠した。5打席目の敬遠では怒った観客がおびただしい数のメガホンを投げ入れ、「帰れ!」コールを繰り返すという異常な雰囲気となった。
明徳義塾は敬遠策が功を奏した形で3-2で勝利したが、世間の強い批判に晒され、次の試合では浮き足立ってミスが相次ぎ敗退してしまった。

明徳は別にルール違反をしたわけでもない。むしろ信念を貫いたとも言える徹底した敬遠策により星陵を揺さぶり、結果勝利する結果を出したという意味では、評価されても良いかもしれない。
しかし、高校野球は単に勝てばよいものではなく、高校野球を通して健全な青少年を育成するという使命を担っており、その精神には明らかに反する行為だったと言えよう。いずれにしても、全国の高校野球ファンや世間を敵に回してまで強行しても、かえってマイナスになってしまうことを如実に表した好例である。目先の勝利だけではない、もっと大局に立ったものの見方をして想像すれば、無謀な作戦ということは最初から分かっていただろう。
同様のことと言えばやや強引かもしれないが、先日の前航空幕僚長による論文もこのケースに当てはめて考えることもできる。
各人の思想信条や価値観の違いは尊重されてしかるべきであるが、こうした立場のある人間がこのような認識を公にしたらどうなるのか、世界の人が見てどう思うのか考えれば結果は見えていただろう。つまり、自分がそう思うから、国内には溜飲を下げる人が多いからといって突然こうした論文を発表して、国際社会の反感を買って政府に迷惑をかけたのでは、全体としてみれば大いにマイナスなのである。
論文を支持するする者の中には、「言論の自由」を論拠に挙げている人がいるようだが、まあそもそも先の大戦の反省に立って社会を構築したからこその言論の自由であり、支持者の思い描く世の中になればそもそも言論の自由などあるはずもなかったのだから、既に矛盾である。日本がアジアを支配しなければアジア各国の独立は何百年も後になったと言うのなら、もし戦後に戦時中のやり方が肯定されていれば今の平和や産業の発達など望むべくもなかったことになろう。
持ってる知識だけを振りかざし、世界の中での日本の役割・立場を忘れていたのでは、議論が行き着くところまで行った段階で歪みが露呈すること間違いなしである。学校批判が結果多数のモンスターペアレントをもたらしたように。

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