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定昇は維持した上で賃金カットを!
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今回は、2009年3月に他サイトに掲載した記事を一部内容修正して当ブログに再掲載します。
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春闘の回答が出始めている。物価上昇に伴うベースアップ要求はことごとくゼロ回答。しかも、巨額の最終赤字に陥る大手電機メーカーの中には定期昇給まで凍結する動きがあると言う。

私の勤める会社では、労使協議の結果待ちの状況であるが、ベースアップゼロは当然としても、是非とも定昇は確保していただきたいと願う。

と言うのは、1年に一度の定期昇給は、全員の給与を実質一律に値上げするものとは最近性質が変わってきている。成果主義に基づき、個人の能力、スキルに応じて、人によって差をつけているのである。つまり、前年度に能力がぐっと伸びた人には大幅なランクアップがあり、逆に不本意な結果に終わった人には、ごく僅かなランクアップ(最悪降格もあり得る)に抑えられるという、メリハリのきいた定昇なのである。

それがもし凍結となれば、1年間の頑張った結果、逆に失点した結果が、両方ともチャラになってしまうのである。これだと、頑張った人が馬鹿馬鹿しいということになり、モチベーションに影響してしまう。それこそ、成果主義と能力重視に重点を置くと決めた賃金体系を、会社自らが否定していることに他ならない。賃金体系を崩壊に追いやるようなことは極力避けるべきである。

とは言え、労務費に割り当てる原資を削減しなければならない事情があれば、当然ながら配慮しなければならない。よって、このような場合、私は、定昇を実施した上での一律賃金カットをするのが良いと考える。また、一時金を下げることも、生活に大きな支障がない範囲で実施することはやむを得ないだろう。あくまで能力主義の賃金体系を維持した上で、痛みを分かち合うのがポイントだ。

私の勤める会社では、以前実際に、定昇を維持した上で賃金カットしたことがあった。しかし、当時賃金カットは新入社員が除外されていたため、定昇分より賃金カット額が上回ることになり、2年目の社員の給与が新入社員を下回る”逆転現象”を生み出してしまった。これはいただけないので、賃金カットをするのであれば、新入社員も含めて一律で行うのが望ましいだろう。

さて、うちの会社はどのような協議結果が示されるのか、最新の業績見通しとともに気になるところである。
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昨年の結果としては、減収減益ではあったものの最終赤字は免れたため、定昇は維持され、賃金カットもありませんでした。

テーマ:労働問題 - ジャンル:政治・経済

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